スクール概要

日本で洋服屋になるための勉強ができる最後のチャンスです。本物の技術者がいなくなります。市中の洋服屋はなくなりませんが、外注ばかりです。最後の担い手として、名誉、名声、地位は思うがままの明るい人生が待っています。

東京洋服アカデミーで学びましょう。東京での学びの屋はここしかありません。卒業後の進路は選び放題。既製品、オーダー、各種縫製工場現場には即戦力として働けます。いや、それ以上の待遇で迎えてくれます。独立も可能です。そして、海外に行くことも可能なのです。

教科内容

毛織物素材を中心に伝統的な技法によるプロフェッショナル技術者の育成教育を実施します。

全日制 夜間制
全日制 夜間制
全3コース
第1期 パンツコース
第2期 ベストコース
第3期 ジャケットコース
全10コース
タキシードコース・モーニングコース・チェスターコートコース・
燕尾服コース・フロックコートコース・変わりコートコース・
ダッフルコートコース・インバネスコートコース・
和服コートコース(二重回し・トンビ)・角袖コース
詳しくはコチラ 詳しくはコチラ

伊丹一之

伊丹一之

伊丹一之(裁断担当講師)

洋服作りにはいろいろな技術が使われていますが、大きく分けると「裁断」と「縫製」に分けられます。
これは車の両輪にも例えられ、また、建築にも例えられます。建築の場合には、「設計」と「施工」に分けられるわけです。
設計が良くなくては良い建物にならないのは明らかですし、設計が良くても施工が雑であれば、これも良い建物にはなりません。
洋服の場合も、まずは裁断が良くなくてはなりません。
洋服のシルエット・デザインや着心地の良さは、7~8割は裁断にかかっています。 また、縫製のしやすさも裁断にかかっているのです。
私の裁断の授業では、背広三つ揃いの基本製図を徹底的にマスターし、そのうえで体型による変化、怒り肩、撫で肩、反身、屈身、肥満などに対応する製図を学びます。
製図は、全て実寸で行い、美しいラインの感覚を身に着けていきます。 そして、究極の目標は仮縫いで補正の出ない裁断です。
初めてのお客様に初めての仮縫いを試着していただいた時に、ピン針3本で済ませること。パンツの前に2本、ジャケットのボタン位置に1本です。
そしてさらに、お客様の気にしている体型を見事にカバーして、カッコ良くスマートに見せることです。 これを「服装整形学」と呼んでいます。
ここまで教えている学校は他にはありません。
「東京洋服アカデミー」で学んで、日本一、いや世界一のテーラーを目指しましょう。


  • 1947年
    (昭和22年)
    東京都文京区に生まれる
    東京都立小石川高等学校卒業・東京写真大学(現・東京工芸大学)工学部・写真工学科卒業
    1970年 長瀬産業コダック製品部入社 マーケティング・エデュケーション・センター勤務
    1974年 伊丹洋服店入店
    1977年 国際注文洋服連盟(FIMT)デザイナー認定
    1991年 第6回国民文化祭(文化庁主催・幕張メッセ)ベストキャラクター賞受賞 (男性部門1位)
    2008年 東京都洋服商工協同組合 夏季セミナー講師 「マニカ・カミーチャ 軽量ジャケット」
    2010年 洋服業界のノーベル賞と言われる「杉山静枝記念賞」を受賞
    2010年 東服江東支部 技術講習会講師 「ラグラン袖のジャケット」
  • 2011年 全日本紳士服デザイナー協会 副会長・東部支部支部長
    2011年 千葉県洋服組合 夏期講習会講師 「若い方とシニアのファッション性の高い製図と要点」
    2011年 東京都洋服商工協同組合より「功労賞」を受賞 (2015年度より文京支部支部長)
    2012年 東服江東支部 技術講習会講師 「マニプレーションによる体型補正」
    2013年 全日本洋服協同組合連合会 常務理事
    2015年 東服世田谷支部 夏期技術講習会講師 「アームホールと袖の関係」
    2016年 東京都洋服商工協同組合 夏季セミナー講師「ジャケット・パンツの肥満体製図と補正」
    2016年 東服世田谷支部 夏期技術講習会講師 「若向きタイトスーツの製図と型紙作り」
    2017年 「新日本スタイル2017」(30・40代向け) 背広上下 製図執筆・発表

いたみ裁断教室室長メンズの洋服製図、パターン製作を指導、後進の育成に努めている。

廣川輝雄

廣川輝雄

廣川輝雄(縫製担当講師)

洋服の好きな方 プロを目指して、一緒に技術を勉強しませんか?
メンズ(パンツ、ベスト、ジャケット、コート類、) レディス、ドレスまでのこれらの技術です。体型に合わせた製図で外観となる シルエットを演出し、縫製はそれを立体化し完成させる物です。
[東京洋服アカデミー]では 直線のみミシンを使用しますが、あくまで全体の20%ほど。約80%が手縫いです。既製品のようにただ平面を形にするだけでなく、アカデミーではフルハンドメイドの技術のコツを教えます。
ジャケットの土台となる芯作り、着やすさとなる肩入れ。パンツは、履きやすくする為のアイロンでの形状作り、小股入れ、尻グリの処理など手作業ならではの技術を習得しましょう。


  • 1960年3月 上京 早野洋服店 入店
    1967年9月 日本洋服専門学校裁断科卒業
    1968年3月 早野洋服店退社
    1968年4月 銀座 英國屋 入社
    1972年7月 英國屋 退社
    1972年8月 銀座 壹番館 入社
    1989年10月 イギリス、ロンドンへ
  • 1989年11月 エジンバラ、ロイヤルミージアム コレクションに参加 モーニングコート、DBスーツ、SBスーツ、JK、2点 PN、2点 この作品がエジンバラ ロイヤルミュージアムに永久保存にされています
    2006年11月 銀座壹番館退社
    2006年12月 若い技術者の育成為、アトリエサルトを立ち上げ、 現在に至る
    2007年10月 スーパーバイザーとして表参道ラルフローレン入社
    2016年3月 ラルフローレン退社
 

白瀬一郎

白瀬一郎

白瀬一郎(縫製担当講師)

男の服装の中で最上級の注文洋服、フルオーダーともいわれる洋服の究極の技術により仕立てられます。 洋服の素材は千差万別で、色・柄・やわらかいかたい、伸縮、厚薄・織り方などがそれぞれ組み合わされ、特色のある服地が作られています。服地に見合う裁縫の極意は長年培った仕立て職人の技能から生み出されてきました。
このような技能の基本になっているものは、ひとえに指先の間隔、触覚です。洋服のものづくりは、指で針を自由に縫えることが絶対要件になります。それに伴い、はさみによる細工、アイロン操作での立体系作り、ミシン縫合が最小限の必要な条件です。それに製図・採寸・体系把握・仮縫い・着せつけの後に補正作業・デザインシルエット・機能性にトレンドを取り込みます。洋服の制作は材料が繊細で奥深いので何よりも指先の鍛錬が一番です。
針を指先で自在に使えること、その熟練熟達が職人にとって腕に覚えありとなります。 かつて職人は十年で一人前と言われてきました。現在では科学的な合理性により、基礎三年の目標で、マスターできる指導体制が整っています。(個人差はあります) 初めの技能が正確に身に付くかどうかで後々の技術力に相違ができてしまいます。いつの世でも最も注目される男のファッショントレンドは職人が丹精込めて作り上げる注文洋服なのです。
注文洋服は、人格品性の向上の表現力を備えています。
世界で一着だけの洋服、注文洋服は貴重な魅力を醸し出すのです。


  • ■団体歴
    1970年 東京洋服商工協同組合 ジュニア青年部会 会長
    1977年 東京洋服商工協同組合 理事 常務理事 副理事長 歴任
    1991年 東京洋服商工協同組合 理事長
    1989年 全日本洋服協同組合連合会 常務理事
    1995年 全日本洋服協同組合連合会 理事長
    1995年 アジア高級洋服業者連盟 会長
    ■公職歴(厚生労働省関連)
    1989年 中央職業能力開発審議会 専門調査員
    1990年 中央技能検定委員 (紳士服製造)
    1992年 技能者表彰審査委員
    1995年 中央職業能力開発協会 理事
  • ■職歴
    1954年 石田テーラー 入職 (創業1910年)
    1961年 石田テーラー 事業承継 現在に至る
    ■資格
    1964年 洋服工2級技能士
    1667年 職業訓練指導員
    1968年 洋服工1級技能士
 

スクーリング風景

ボードメンバー

業界の名だたるメンバーが貴方の成長をバックアップします。

渡邊 明治
元全日本洋服協同組合連合会 理事長
壹番館洋服店(東京銀座)
青木 勝
全日本紳士服デザイナー協会 会長
大阪府洋服商工業協同組合 副理事長
リーゼント青木(大阪)
井場 幸男
兵庫県洋服商工業協同組合 理事長
テーラー井場(神戸)
尾井 秀夫
大阪府洋服商工業協同組合 理事長
テーラー尾井
安積 武史
全日本洋服協同組合連合会 理事長
Fashion AT Men’s(東京)
吉村 雅隆
吉村株式会社 代表取締役
伊丹 一之
いたみ裁断教室 主宰
廣川 輝雄
Atelier. Sarut 代表
白瀬 一郎
元全日本洋服協同組合連合会 理事長
石田テーラー
安積 登利夫
東京洋服アカデミー アカデミー長
ATビル オーナー

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